FEATURE ── 秋の入り口
重ねて決まる5枚。秋の入り口の、月曜から金曜。
朝晩だけ空気が変わってきたのに昼はまだそのままで、何を足せばいいのか毎年いちばん迷う時期ですよね。今週届いた5枚は、どれも手持ちのシャツやカットソーに重ねて効くものばかりなので、月曜から金曜まで一枚ずつ足していくだけで、一週間の顔が少しずつ変わります。
秋の入り口の、月曜から金曜
LOOKBOOK ── タップでコーデへ
白シャツ一枚で、前だけイン風に。
月曜の朝は、考えずに手が伸びる服がありがたいんですよね。Up select オリジナルの「レース切替3WAYブラウス」は前裾の内側にスナップを仕込んであるので、留めるだけで前だけインしたような立体感が出て、ボトムスに押し込む手間がいりません。後ろヨークと袖のアイレットレースは振り返ったときにだけ見えるので、正面は静かなまま、後ろ姿にだけ表情が出ます。下は杢調タックワイドパンツで縦の線を通しました。
羽織るだけで、縦の線が通る。
打ち合わせのある日は、上に一枚あるだけで気持ちが決まります。Up select オリジナルの「シアー切替ジレ」は前が無地で後ろが途中から透ける異素材ミックスなので、前は縦のライン、後ろは軽やかにと役割をはっきり分けてあります。袖がないぶん、下に着たシャツの袖はそのまま生かせますし、さらリブセミワイドパンツを合わせると全身がスマートに見えます。
一枚で、その日のきれいが決まる。
水曜あたりになると、朝の判断がだんだん重くなってきてしまいます。Up select オリジナルの「プリントワンピース」は色数を抑えたモノトーン系の柄なので、柄を主役にしても全体は静かにまとまります。共布ベルトを結べばウエストの位置が生まれ、ゆるめれば力の抜けたシルエットになります。袖口はリブ仕様で腕まくりをしても落ちてきませんし、上からラメシャギーベストを重ねれば、同じ一枚が夕方の顔になります。
きらめきを、少しだけ足す。
木曜あたりは、あと少しだけ華やかにしたい日ではないでしょうか。「ラメシャギーベスト」は毛足のあるシャギーの中にラメが沈んでいるので、近くで見るとたしかにきらきらしているのに、少し離れると上品に見えます。短め丈で重心が上がるぶんロングスカートとも好バランスで、中はレース切替3WAYブラウスの襟を出して端正にまとめました。
ウエストの位置を、ひとつ上げる。
金曜は肩の力を抜きたいのに、だらしなくは見せたくない。そんな日にちょうどいい一枚です。「ウールライクペプラムベスト」はウエストから裾へなだらかに広がる形なので、視線が高い位置へ集まって上半身の輪郭が整います。胸の下はすっきり、お腹や腰まわりにはゆとりを残した立体パターンで、裏地がなくて軽いぶん、杢調タックワイドパンツと合わせてそのまま週末に入っていけます。
今週の5枚は、どれも上に重ねる前提でつくった服です。手持ちのシャツやカットソーはそのまま使えますし、買い足してもクローゼットの中身は入れ替わりません。気になった一枚から、いつもの服の上に足してみてください。
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